お知らせ・新着情報
お薬について
2025年04月1日
1.後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進および医薬品の供給不足に係る対応について
* 当院では、後発医薬品を積極的に採用しております。
* また、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。、
状況によっては、患者様へ投与する薬剤が変更となる可能性があります。
2.一般名処方について
* 当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
* 当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、
薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
* 一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※ 一般名処方:お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。
そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
3.長期処方・リフィル処方せんについて(生活習慣病管理料(Ⅰ))
* 当院では患者様の状態に応じ、「28日以上の長期の処方を行うこと」、「リフィル処方せんを発行すること」のいずれの対応も可能です。
なお、長期処方やリフィル処方箋の交付が対応可能かは病状に応じて担当医が判断いたします。
4.長期収載品の処方等又は調剤に関する事項
* 後発医薬品がある長期収載品を、患者様ご自身が希望する場合、「選定療養費」として保険割合での自己負担分に加えて、後発医薬品との差額分の自己負担金が発生いたします。
ⅰ)選定療養費の対象となる処方
院外処方
院内処方(入院患者様は除く)
ⅱ)選定療養費の対象となる医薬品について
後発医薬品が発売され、5 年以上経過した先発医薬品(準先発医薬品を含む)
後発医薬品への置き換え率が 50%以上の先発医薬品
ⅲ)自己負担について
長期収載品(先発医薬品)の薬価と、後発医薬品の最高価格帯との価格差の4分の1
選定療養費は、保険給付ではないため消費税がかかります。
選定療養費のお支払いは、院内処方の場合は当院、院外処方の場合は調剤薬局となります。
公費負担制度をご利用の場合も負担の対象となります。
5.対象から除外される場合
医師が医療上の必要性で後発医薬品への変更が出来ないと判断した場合
メーカーの出荷制限などで、後発医薬品を提供することが出来ない場合
バイオ医薬品
※ 長期収載品:後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品のこと
※ 選定療養費:患者様の選択によって生じる保険診療以外の費用のこと